冷血王子の素顔

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「う....うん。そ、それがさ今日その山中君に告られたんだよね」 「えーーー!!!なんですぐ教えてくれないの!?で、OKしたの?」 「いや、返事は明日でいいからって......」 へぇーー、それはそれは。 「私山中君のことってよく知らないからさ.....彼氏ほしいって気持ちだけで返事できないじゃん? どうしようかなって.....」 「ふぅーん、...じゃあまずはお友達からって返事したら?定番だけど相手を知らないなら知るしかなくない?」 「でも、友達になってその後にやっぱ無理でしたーとかなったら、気まずくない?」 「そういわれると...、でも知らないからって断わるよりはいいんじゃないの?裕子告白うれしかったんでしょ?」 私がそう言うと裕子は真っ赤な顔をしてシェイクを飲んだ。 これは、裕子に彼氏ができるのも時間の問題だなぁ...... そうなると、登下校とか1人になっちゃうのかなあ、あっご飯とかも.....うはっ! 思った以上にさみしっ!! なんだよー、私も彼氏とかほしいよ。 あぁ、その前に恋というものをしなきゃだよね..... 恋かぁ...........
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