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ーーードン!! カシャン.....
その日はいつもと同じで、退屈な授業も終わって帰るところだった。
「いててて.....」
思いっきり人とぶつかって尻餅をついてしまった私はお尻をさすりながらぶつかった相手をみた。
相手も勢いよくお尻をうったのか、腰をさすりながらぶつかったときに外れたメガネをひろってかけた。
「ごめん、大丈夫だった?」
そう言って手を差し伸べてくれた彼は冷血王子だと噂の
黒川先輩、その人だった.....
「もう、絢!!お.そ.いーー!!」
黒川先輩とぶつかった後、私は一緒に帰る約束をしていた裕子の待つ下駄箱にいた。
「ご...ごめん、ちょっと人とぶつかっちゃって....」
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