第1章 運命の悪戯

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リ「舐めないでよ!この程度の敵、あたしの魔術で一発よ!とにかく、詠唱する時間を稼ぎなさいよ!」  相変わらず、高飛車な態度であるが今はリタの発言を信じて戦うしかない。 ブル「グワァァァ!!」  ブルータルは、その巨体を支える足でルークを踏みつけようとする。しかし、巨体が故に敏捷性に欠けているためルークは攻撃を見切り、足を攻撃する。 ル「くらえ!双牙斬!」  剣を引き、直後に返して上下から二打を与える。しかし、ブルータルの皮膚が厚く思った以上にダメージを与えることができなかった。    さらに怒りを買ってしまったらしく、その巨大な足で地をバタバタとさせ地震を起こした。 ル「くっ…やっかいだな」 リ「ルーク!後ろ!!」  リタの掛け声に反応して、すぐさま後ろ向くと小さい魔物が飛びかかってきた。剣を盾とし防いだが態勢を崩してしまった。
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