第1章 運命の悪戯

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ル「ちっ…リタ、まだかよ!」 リ「待たせたわね」  そう言うとリタ特有の武器、布をバサバサと振り回し魔物の足元に陣が完成した。 リ「解放する!貫け閃光!轟け轟音!これで終わりよ!ライジング・スパイク!」  その言葉とともに激しい雷が落ちた。まさに神の雷…と言っていい技である。その攻撃を受けた敵は黒こげとなり光となって消えてしまった。 ル「すげっ…一瞬かよ」  ルークは、前にジェイドが似たような技を使っていたことを思い出し、それと比べていた。技の威力等比べたが大差を感じなかった。あの年でジェイドと同等と思うと恐ろしかった。 リ「何、呆けてるの?さっさと行くわよ!」  彼女は、何事もなかったように翻し先へ進んでいく。ルークは、彼女の力が分かったのか納得した顔をして後を追いかけた。 image=460314220.jpg
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