第1章 運命の悪戯

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ル「汚ねぇ…物置小屋だな」  ルークが態勢を整え、立ち上がると奥の方で動くものが見えた。 ?「どこが……だ!」 ル「人がいたのか?ちょうど良かった…その、俺」  ルークが挨拶をしようとその人物に近づいた時、その者は体を震わせていた。 ?「どこが物置小屋だ!!ここは、立派な家だ!泥棒ぉぉぉ!!!」  中に浮かんだ魔法陣が体を包み込み。怒りの火球が飛び出し、ルークに直撃した。 ル「うわぁぁぁぁ!!!」 ズドォォォォォン!!! ル「つ…てぇぇぇぇ!!!」 ?「なかなか頑丈ね。もう一発!!」  再び詠唱をしようとするので、ルークは二発も受けてたまるかと咄嗟に跳びかかった。 ?「きゃぁぁぁぁ!!変態!!」  ルークは、飛びついて気付いた。思った以上に小柄な奴で…きゃぁ…まさか。
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