第1章 運命の悪戯

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?「はぁ?あんた、突発的行動?頭悪いわね~もう少し泥棒に入るなら考えてから来なさいよね!!」 ル「別に俺は、気付いたらここにいて泥棒のため来たんじゃねぇぇぇ!!」 ?「はぁ、もう良いわ…研究の邪魔だから出てって」  そう言うとルークに興味はなくなったようで、さっきの衝撃で吹き飛んだ本を再び読み始めた。 ル「あの…俺、バチカルに帰りたいんだけど?」 ?「はぁ、バチカルって何よ?」 ル「えっ…バチカルってキムラスカの首都だよ!!そんなことも知らないのかよ!!」 ?「そんな街、知らないわ。つか、あんた誰よ?」 ル「俺は、ルーク・フォン・ファブレだ!お前こそ誰だよ!?」 ?「あたしは、リタ…リタ・モルディオよ」  そうこれが、赤い髪の少年ルークと翡翠の瞳の少女リタとの出会いであった。
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