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僕は、いつもの通学路を幼なじみの女の子と談笑しながら学校へ向かっている途中だった。
「・・で、親友のクソソソがレーゾウに殺されて、キレたキャロットが覚醒したっていう夢だったの」
「うん。マジ、クソソソって誰だよって感じなんだけど。
・・・それで、その下らない話をするためにわざわざ早朝から僕を起こしたのかよ」
「『可愛い幼なじみに、隣にいて貰っているだけでボーナスです』の間違いだろ?クズ童貞が」
今、辛辣な言葉を僕に投げ掛けてきたのは、幼なじみの庄由 朱栖[しょうよう しゅり]
僕のハーレム一号だ。
・・なぜ?ハーレムかって?
僕がイケメンだからさ。
その時、僕の顔の側面を音速の何かがかすった。
何がボーナスだよ。罰ゲームだろ、これ。
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