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人は互いに傷つけ合う だけど、傷つけた人は相手に傷をつけたことに気付かない 相手のことを思っていないわけではない 自分はそう思ったから言葉にしただけ 傷つけた人は「どう?」と 自分の考えを言っただけ 人は自分が思ったことが 相手も同じだと思ってしまう 考えを押し付けているわけではない ただ考えが違うことに気付いていないだけ 自分は言われても何とも思わない言葉だからと言った言葉が 相手にとって時に刃となり傷つける 親切で言っているのかもしれない でも、人は気付かないうちに人を傷つける 考えを否定されて陰口いう人もいる 自分とは違う考えがあるんだと受け止める人もいる はたまた、無関心な人もいる この世界にはいろんな人がいる だから、歪みあって戦争になったりする 時々、みんなが同じ考えで、相手の気持ちもわかることができたなら、傷つけ合うことなんてないのかなと思ってしまう もし、それができたとしても世界は何も生まれないだろう この世界は人が1人1人違うからこそ いろんなものが生まれる 不思議なものだ こんな世界いやだと思っても 結局は、今の世界がいいんだと思ってしまう 違う人がいるから、 違う考えが生まれ 新しいことが生まれる この世界の人全員を理解することはきっとできない でも、理解したいと思うことはできる そこから、自分に何ができるか考えることができる わかり合えない人もいる わかり合える人もいる でも、そんな人たちが一つになり手を取り合うと 世界が変わる 人はときに思いだけで世界を変えることができる 不思議な生き物だ
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