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朝になった。
目覚ましが鳴る。
まだ眠たいけど、早く起きないと大学に遅れてしまう。
「あぁ~…。ねみぃ…。」
目をこすりながら、なにげなく、携帯を開いた。
眠気は一瞬にして覚めた。
[受信メール:113件]
「…な、なんだよこのメールの数…」
受信メールボックスを開いてみた。全てが唯からだった。
「こいつマジなんなんだよ…。」
『ゴメン。もうお前とは別れるって決めたんだ。だからメールしてこないで。』
送信ボタンを押した。
すぐに別れたかった。
返事はすぐに返ってきた。
『嫌だよ。友君は私のだもん。絶対誰にもあげないよ。』
僕は返信ボタンを押して、文字を入力した。
『さよなら。』
単刀直入に言った。
これで終わらせる。
送信ボタンを押して、僕は大学に行く準備をして大学に行った。
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