夢《出会い》

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それから先は、昔ここも祖母に連れられ歩いたのかなど考え物思いにふけって歩いた。 そうして歩いていくうちに道が開け広場のような場所に出る。 途中揚げ饅頭など買い食いしていたせいかスマホで時間を確認すると、1キロくらいの道のりに30分以上かかっていた。 なぜか久しぶりにゆったりとした時間を過ごしていることにほっとする。 その場所は本堂の前の広場でおみくじやお守りなどを売っている売店や休憩スペースとしてベンチなどがあり賑わっているわけではないけど人ごみも少なく綺麗でとてもおちついた雰囲気だ。 あたりをぐるりと見回す。 五重塔や、さっきも撮影した電波塔が見えたので本堂も含め撮影する。 それだけ撮影すると帰ろうかと思い後ろを振り返る。 先ほど歩いてきた通りを見てこれも撮影してみる。 できれば人がいない朝方撮ってみたいとか考えている自分が少しおかしくかった 何を思ったのかそのままファインダーを覗きこんで、辺りを見回す、するとおみくじのそばで先ほど見かけた女性たちを発見した。 その時… <ピピッパシャッ>
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