365人が本棚に入れています
本棚に追加
/373ページ
和やかに食事は進み、アルコールも程好くまわった。
ミーも始めこそ私の膝の上でおとなしくしていたが、慣れてきたのか、ちゃっかり専務の膝にも。
「ミー、なつかれると可愛いなぁ。
でも俺ね。
ミーに嫉妬してる。
いつもカオルを独占出来て。
それに小田桐が絡んでた事にも。」
「…専務。
前にも言った通り、小田桐さんをそういう目で見てませんから。」
「今は、でしょ?
この先はわからないよね。」
……………。
「ま、いいや。
ねえカオル。これからも時々こうして一緒に過ごしてくれる?」
「こんな事でよければいつでも。」
.
最初のコメントを投稿しよう!