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私の言葉に満足そうな顔をした専務は、それからまもなく帰って行った。
私に触れる事もなくアッサリと。
女に執着しない専務らしい態度で。
そういうところ割りと好きかも。
後片付けをしていると、ミーが足元に擦り寄ってきた。
あ……。
明日の事を急に思い出した。
あの人もミーを見たいって…。
行かなくちゃ、だよね…。
専務が知ったらどう思うだろう。
明日の事を言いそびれちゃったから。
とても言える雰囲気じゃなかったし。
あー。疲れた…。
なるようになれ、って感じ。
もう寝よう……。
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