risky crime

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闇のような夜空に、様々な色の花火が乱れ散っている。 「綺麗ですね…」 散ってはまた上がり、狂い咲く大輪の花。 僕はそれに、思わず見とれてしまっていた。 ――――ドクンッ… 深い深い、真紅の花火が轟音をたてて爆発した。 胸が、疼く。
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