* 宵闇にまぎれた

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ギャリー 「返事来た来た……何々  『これから、  あなたのそばに行くね』」 なれーたー 「あの世かな?」 ギャリー 「なんだこのメール……  きもちわるっ!」 なれーたー 「お前の14歳もきもちわるい  ギャリーは……あ、  少年はとにかく震えた。  恐怖で言葉も出なくなる。  携帯を開いて、笑う。」 ギャリー  メールだしな!  大丈夫大丈夫っ  ひっろい屋敷のせいで  ちょっと怖くなったわー  ってか気持ち悪い言うな  ……メールきた。  えー何々……?  『チケット売り場駅行きの  電車にのったよ』……?  え、なんだよコレ……  ……え?」 なれーたー 「やっぱり少年はダメだ。  お化け屋敷に入りながら  収録すれば、  リアリティーもます  だろうに……  で、何日停滞中だか。  少年は薄ら笑いを  浮かべるしかなかった。  チケット売場駅、  本来の名はギシェ駅であるが  チケット売場駅行で  出札口駅につけば  もう少年の家は近い。  なんせ、広い土地に屋敷が  あって出札口駅は  少年の家のための駅の  ようなものである。」 ギャリー 「……どうしよう……  いやまさか、ここまで。  でも俺、駅の名前とか  言ってないのに……  なんでだよ!?」 なれーたー 「なんで一ヶ月も停滞を  余裕でするんだよ」 ギャリー 「なんで一ヶ月……って  うっさいわっ!  でもメールは全部  似たようなのしか  送信してないし……  そもそもこの子誰だ?  俺はメールしてない……」  
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