引っ越しの挨拶に持っていくモノを悩むのは自分だけじゃない

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「…なぜ漫画の山が引っ越しの挨拶?しかも北○の拳…何かの間違いか…」 そう、中身はダンボールいっぱいに詰め込まれた大量の漫画だった 春高は大量の漫画を見つめながら何故引っ越しの挨拶が漫画なのか考えていた ガチャ… 「春高…」 「どうした?夏樹」 夏樹が顔を青くしてダンボールを手に持ち、ゆっくり部屋に入って来て、春高の前に立った 「引っ越し挨拶の美少女に大量の漫画をもらった…しかもド○ヘン…」 「お前もか…ならアイツも…」 ガチャ!! 「春高!!なんか引っ越し挨拶の美少女に漫画を…」 次は冬馬がダンボールを手に血相を変えて春高の部屋にやってきた 「とりあえずお前ら座れ…」 春高は取り合えず2人を床に座らせ、3人で考える事にした まず、春高が冬馬に質問をした。 「で?冬馬は何をもらった?」 冬馬はダンボールから漫画を一冊取りだして床に置いた 「キャ○テン翼…国立に連れてって欲しいんかな…?」 「違うだろ」 「俺は甲子園か…」 「だから違うって!!」 「春高は何もらったん?」 「北○の拳…」 「女をめぐって争うのか…」 そう言うと夏樹と冬馬は一度下を向き素早く立ち上がって春高を見ながら指を差した 「「秋ちゃんは渡さんぞぉぉぉ!!」」 「お前ら真面目に考えろ!!」
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