気付いたら友達になってる時ない?

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落ち込むのをやめた春高は、取り合えず夏樹と冬馬を座らせてこれからどうするかをまだ考えていた 「…でどうするよ?」 春高は腕組みながら夏樹と冬馬に聞いてみた 「とりあえず、読んで秋ちゃんに感想伝えて、どっちと付き合うか選んでもらおか!!」 「そうだぁぁ!!気持ちを伝えて秋ちゃんをゲットだぁぁ!!」 ユニフォーム姿で興奮し、暴走する2人。 「とりあえずユニフォーム脱げよ…」 そして3人はそれぞれ美少女からもらった漫画を読み始めた 「…うぅ、ド○ベン感動じゃねーか… 」 何故か泣き始める夏樹 「ド○ベンに泣くとこねーだろ…」 「…よしボール持って外向かって練習や!!」 「?」 冬馬は漫画を置き立ち上がってサッカーボールを窓ガラスの方向に置いて、そして構えた。 「窓に向かって…さぁいくぞー!!」 バリィィィィン!! 窓ガラス…撃破 「お前は何、人ん家の窓ガラス割ってんだよぉぉぉ!!」 自分の部屋の窓ガラスを2枚も割られ怒る春高 「だってあの漫画窓からボール蹴って始まるやん?」 「あれは漫画だから!!どうしてくれんだよ!!今からの季節ただでさえ寒いのに!!」 すると冬馬は鼻で笑いながら答えた 「…フッ、大丈夫やって♪窓ガラスなんか無くなって生きていける!!」 冬馬は、なぜか誇らしげに胸を張る 「お前のどてっ腹に稲妻シュート決めてやろうか…」 それを睨みつける春高だった。 「そういや春高のユニフォームが無いよな…」 「え?」 嫌な予感がし、焦る春高。 「せやなぁ…秋ちゃんに失礼やな…」 そう言うと夏樹と冬馬はゆっくりと春高に近ずいていく 「ちょっと待て…着る必要ねーだろ…」 後ずさりをしながら部屋の壁に追い詰められる春高 「……」 「……」 「(ヤバい…)」 「「お前も着ろぉぉぉぉ!!」」 夏樹と冬馬は春高に飛びかかり服を脱がし始めた 「ギャァァァァァァァァァァ!!」
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