第三拾七話 濁り

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俺『悪霊ではないですがあなたには1人…取り憑いています。それが誰なのかは想像が憑きますか?』 暫く沈黙した後 旦那さん『………親父?』 俺は首を横に振った。 俺『あなたを良く知るもう一人の人…』 旦那さんの表情が一瞬にして変わる。 俺『ヒントと言ったら悪いですが自分が今話せるのはここまでです。あなたが正直に話すのなら自分も知ってる事を話します。』 旦那さん『……………』 旦那さんの視線が理沙さんに向く。 俺『理沙さんには席を外してもらいましょうか…まずは2人で話を…』 そう言うと理沙さんは頷きリビングから出ていった。
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