オカルト野郎の日常３

第三拾七話 濁り

俺『今キツイですか？』

旦那さん『わかんねぇ…』

俺『…………』

旦那さん『なんでこうなったのか？俺が何したのか？なんもわかんないし思い浮かばない。確かに母ちゃんの事は思い出せば悪かった。でも俺もいっぱいいっぱいだった。』

１人で辛かった。

仕事も家事も母親の面倒も…

目まぐるしく回る生活の中で自分なんて無かった。

俺『自分も甘い考えで突っかかってしまってすいません…』

旦那さん『でもそれが原因じゃない……よな？なんか…まだ奥底にある。それがなんなのかわからないし気になり始めたら何も手がつかない。』

前回見た旦那さんとは全然違った。精神的に追い詰められていた。