第1話 引っ越してきた隣人
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南と名乗る男の頭が、西日を防いでくれた。 その人は、もうびっくりするぐらい、この世のものかと疑うほどのイケメンだった。 「あの?」 彼の心配そうな声で我にかえった私は、 「す、すみません 今ドア開けますんで」 と言って、一度扉を閉め、チェーンを外すと再び扉を開けた。
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