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寂しくて、悲しくて… カンシャクをおこして泣きじゃくり、とうとう寝込んでしまった。 もうどこが辛いのかもわからない。 熱に浮かされ、吐き出す息さえ苦しくてうなされ続けていたとき、燃えるような頬を、柔らかい何かがするりと撫でていった。
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