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「つむってて…」 重い瞼をあげようとしたとき聞こえてきた綺麗な声。 うん。 返事ができていたのかもあやしい朦朧とした意識のなかで、荒い呼吸を繰り返していた口に、優しい吐息が重なった。 そんな気がした。
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