7/8
前へ
/17ページ
次へ
ふわりと香るシャツの匂いに、私はそっと目を閉じた。 幼いあの夏の日。 ただの夢で片付けられた淡いひと時… ほんの一瞬だけ吐息に触れた、静かな夜を思い出す。
/17ページ

最初のコメントを投稿しよう!

3人が本棚に入れています
本棚に追加