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…ボクは兎なんかに負けるはずなかった。
だってボクは人間だから。
なのに、、、
「言い忘れていましたが、あなたが走るとき人間のスピードではなく亀と同じスピードでしか走れないみたいでs
『よーい・ドン!!』
兎より少し遅れてスタートしたつもりだった。
「ふんぬっ!うー!」
何故か足が進まない。
走ると言うより思いっきり歩いてる。
「ご主人!ちゃんと走ってー」
「本気でやってるっての!!」
スピードは兎の2分の1程度だった。
(やっぱり亀がうさぎにかけっこで勝とうなんて無理だったんでしょうか…)
「…葵さん無理でしたら止めていただいても「ボクが諦めてないのに勝手に諦めるな!まだ始まったばかりだろ!ボクの勇姿でも見て待ってろ」
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