恐怖のゲーム~参戦~

3/7
21人が本棚に入れています
本棚に追加
/65ページ
ゴン!…「いったああ」 私はベットから、派手に転げ落ちて目が覚めた。 今、何時?   時計の針は11時半を指していた。 「お母さん、なんで起こしてくれなかったんだろう。」 うった頭をさすりさすり、リビングへ。 食パン一枚と昨日の残りのカレーが置いてある。 メモがついていた。 『今日は同窓会があって、午後7時まで戻って来れないのよ。夜は適当に調理して食べといて』 と書いてある。(しめしめ、今日は1日中ゲームができるぞ。) 早速、食パンをくわえたまま2階の自分の部屋へ駆け上がり Dsiを起動させる。 メニュー画面へ移動したとき、見慣れないアプリが1つ。 なんだろう?真っ黒なアプリだ、何も、タイトルすら書いてないのだ (これは・・・もしかして・・いや、もしかしなくても)  やばい、これはあの噂のゲームだ。 あの噂とは・・・ある日、ゲームを起動させると出てくる謎の黒いアプリ。 そのゲームは、ゲーム内に入り込んでプレイするリアル体験ゲームだというのだ。 そして、そのゲームに参加した人の周りの人は呪いにかかったように死んでいくらしい。 ちなみに、ゲームの機種は関係ない。
/65ページ

最初のコメントを投稿しよう!