75人が本棚に入れています
本棚に追加
/33ページ
美紅 side
昨日は、あの後試着した服全て香里さんが買ってくれた。
桁が凄かった…
だって、ま、ままま万が付いてて……
思い出しただけで、香里さんに悪い事をしてしまった…。
服を買った幾つもの袋を玲音君と莉央君が持ってくれた。
でも、香里さんの扱いがこれまた凄かった…。
パーティーを本当にする事になり、肉をカートの中に沢山入れて、野菜も男の子が多いだけあって、あたしの4倍近くの量を買った。
その荷物も……、玲音君と莉央君が家に着くまで、へとへとになるまで運んでくれた。
家に着くと、二人は玄関に荷物を置き、ふらふらと足取りをふらつかせながらリビングへと向かい、莉央君はソファーに倒れ込むように…。
玲音君は一人用のソファーに静かに座るが、疲れたのか、手の甲をおでこに当て黙りこんでしまった。
しばらく、休ませてあげようと香里さんが二人を見ながら話すので、香里さんの言う通りに、二人を休ませてあげた。
最初のコメントを投稿しよう!