風舞う華に想いひ…

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足元を静かに流れる 不透明な水に 吸い込まれてゆく花ビラ 手の平で 掬い上げた 風に舞う桜が 悪戯に 髪に絡みつく うつろな瞳の奥に映る 貴方の姿 会いたさが募るほど 苦しくなるこの想い 慕う想い溢れて 頬を流れていきます 漆黒の空に浮かぶ夜桜に 魅せられたココロの彩(いろ) とめどなく 紅く染まり 会いたさが募るほど 苦しく 慕う想い 散りゆく華のよう積もります
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