夜に流るる香(かほり)

2/2
前へ
/24ページ
次へ
夜に凍えた心 誰も気づかず 月だけが 静かに見つめている 窓の外 咲き乱れる華の香(か) 甘く 切なく 私の心を揺らす 砂がこぼれてゆく 待ちきれない想いも 壊れて 涙が溢れてきました 愛しくて… 逢いたくて… 崩れ落ちるほどの想いを抱いて 今宵の夜も ふけてゆきます…
/24ページ

最初のコメントを投稿しよう!

7人が本棚に入れています
本棚に追加