雨の街

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私が毎日遊びほうけているのに 嫌気が差した月讀さんに今月は外出禁止と言われてあげくの果てに毎日掃除やら洗濯やら料理やらをやらされていますリンです~ リン『あ~疲れた』 私は疲れて縁側に横たわっていた。 今日はあいにくの雨… でも私雨は嫌いじゃないんだよ! なんだかね 雨の日って素敵な事が起こるような 気がするんだあ~ 多分私だけだと思うけど。 久遠『リン!!そんな所で寝てたら風邪をひくのじゃ』 リン『大丈夫だよ。私風邪を引かないのが取り柄だから』 ちょっとドヤ顔で言ってみた!! 久遠には効果抜群だったかな? 久遠『むぅ~しかし…』 リン『大丈夫だよ!!平気平気~』 私は笑顔で返すとまた寝転んだ。 久遠『まったく~仕方がないの~』 ちょっと困ったように言うと リンの隣に座った。 それから数分灰色の空から降り注ぐ雫を二人で眺めていた。 リン『あっ!そうだ』 突然起き上がり久遠の方を振り向いた。 久遠『なっなんじゃいきなり!!』 リンの声に驚き動揺する久遠には あえて触れずに言葉を続けた。 リン『ねえねえ!!私ね街に出てみたい!』
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