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我が家のテーブルは長方形のどこの家庭にもありそうな四つ脚もので、一辺に２つの椅子がならべれている
「あぁ～、お腹すいた」僕はそう言いながらテーブルの角に座った
「ほら、恵美も智美もはやく座りなよ」
二人に座るように催促してみるが椅子に座るどころが、にらみ合っている
「智美さん、今日こそは恵美がお兄ちゃんの隣の席をもらいますからね…」
「それはどうかしら、恵美ちゃん…今日も誠の隣は私よ！」
なんだか、二人で言い争っているように見える
「ここ一週間はずっと智美さんがお兄ちゃんの隣に座っていたんだから、恵美が座ります！」
「駄目だって、恵美ちゃん、いつもどおりじゃんけんでしょ！」
二人はいつまでたってもいっこうに座ろうとしない
…お腹すいたな…
「恵美、隣にくるか？」
さすがに、待たされ続けられ空腹に負けそうになった僕は恵美を隣の隣によんだ
最近はずっと智美が横だったから、久し振りに恵美を横にして食べたいなと思っての発言だ
「お兄ちゃん！いいの？」
「ちょっと、誠！何勝手に…恵美ちゃんもなに座ってるのよ！」
「お兄ちゃんが座れっていう言ったんだもん」
座れとは言ってないけど…
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