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「プゥ~」
「まったく、フィオナには敵わないな」
ユリウスは苦笑いを浮かべ、椅子を引いてフィンリーの隣に腰を下ろす。
「なら、フィンリーも行ってみるか、楽しいぞ狩りは」
「う~、ユウ兄が言うなら」
「うんうん、フィンリーは素直でよろしい」
「どこがよ、もぉ💧」
きつい口調で言うフィオナも、どこか嬉しそうに
クスッと笑って晩御飯の支度に戻る。
文句とかを言わせたくないし、我が儘もダメ
でも、笑ってくれると嬉しくて
何よりも、可愛く思えてしまう
フィオナには自覚が無いが、それはまさに親バカの心情なのだろう
そして、今日も一日平和に過ごせたことを祈り
三人は晩御飯を食べるのだった。
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