13:言ったことは、守るから

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龍「だぁぁあぁあぁぁぁ!!」 頭をかきむしる。 神「ちょっとぉ。真面目にやってよ」 俺は今天界にいる。 生き埋めにされそうな時に神様が強制転移で天界に連れてきてくれた。 使い魔も一緒に。 本来、神様は地上に関与することは良しとされない(俺は例外)。 もし地上に手を出せば世界のバランスが崩れ、世界は崩壊する。 それをわかっていながら、この神様は俺を助けてくれた。 今回は奇跡的に世界に何も影響が無かったからよかったものの。 それで神様は創造神に説教をくらい、始末書を書かされている。 更に、1週間の間、仕事の量が殺人的な程に増やされることとなった。 助けたんだから助けて。 と神様に言われ、仕事を手伝っている。 だがしかし もう限界だ。 龍「もう今日で1週間だよ…俺そろそろ学園行きたい」 神「だめ…あと少しでしょ…ちゃんとやってよ…」 神様もかなりやつれている。 ─二時間後─ 龍「おわったぁぁぁ!!」 神「お疲れさまぁ。もう夜だから学園は明日からねぇ」 神様が机に突っ伏し、寝息をたてはじめた。 龍「……俺も帰って寝るか…。使い魔どもー、帰るぞー」 ちょこちょこ歩いてくる使い魔。 うん。かわいい。 癒される。 使い魔を頭や肩に乗っけて寮に転移した。 .
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