425人が本棚に入れています
本棚に追加
俺が寝てからどんくらい経ったんだ?
なんか聞き慣れない声に起こされてるんだけど。
もう朝にしては寝た気がしない。
俺はモゾモゾと布団から顔をだし、声の主を確認しようとした。
龍「誰ー?……まぶしっ。…は?」
見えたのは俺の見慣れた部屋ではなかった。
床、壁、天井全てが真っ白。
俺は無表情(ちょっと寝惚けてる)で部屋を見渡す。
そこには人…人らしきものが3つ。
その全員が部屋同様真っ白で、更に背中に大きな翼が生えていた。
少女が1人、青年が1人、眼鏡のヒョロ男が1人。
これ…なんてアニメ?
なんてファンタジー?
俺が呆けていると、少女が俺に
「本当にごめんなさい」と頭を下げた。
ますます意味がわからない。
思考停止寸前の俺に少女は説明を始めた。
.
最初のコメントを投稿しよう!