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神「元の世界では無いけれど、異世界に転生という形で生活することはできるよ。地球とは違い、魔法の発展した世界だ。魔物や魔人もいる。」
あ。
まじ?
ちょー嬉しい。
つい昨日思った事が少々形は違えど実現してしまったのだ。
龍「こう言ったら、少しおかしいのかもしれない。俺、異世界が楽しみで仕方がないんだ──。
ミカエル…どじっ子でありがとう…」
ふにゃり、と緩んだ顔でミカエルに笑顔を向けた。
ミカエルは顔を赤くしながら呆けるという器用なことをやった。
しかし何故赤くなる?
俺、顔だけは平凡だぞ?←
神「あはは。ミカエル変な顔」
ミカエルがキッと神様を睨む。
神「ま、そんなことより。今回はこちらのミスだ。ミスどうこうですむ事では無いけれど。
謝罪の意味を込めて、君の望む能力、魔法に関してのみだけど、全て与えるよ」
まじか…ktkr!!
神「の、前に。ちょっと調べたいことがあるんだけど…」
ん?なんだ?
神「ミカエル達が僕と龍君を間違えた君の神力。気になるから調べさせて貰っていいかな?」
龍「もちろん。俺だって気になるし」
未だ布団の上で座っている俺は、神様を見上げながら言う。
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