425人が本棚に入れています
本棚に追加
どんくらい寝てたんだろう。
自然と目が醒めたから、俺が転移させられた部屋に向かった(あれが神様の部屋らしい)。
龍「おはよー。説明聞きにきた……んだけど…」
なにしてんの?
椅子にロープで縛られた神様がいた。
両サイドにはミカエルとセラフィムが。
大方サボった仕事をやらされているのだろう。
やつれてるぜ
神「あぁ…おはよぅ。じゃ、簡単に説明をするよ。
この世界は《ツェリヌス》って名前。大陸は一つだけ。大陸名はシャルラ。
この世界は科学より魔法が発展してる。車なんてないよ。
人間は魔法を発動するために詠唱する必要があるんだ。でも詠唱しないと魔法が使えない訳じゃなくて、イメージしやすくするためのものだから、龍君は詠唱しなくてもできるでしょ?
あと、詠唱は相手、まぁ敵だね。に聞かれては駄目なんだ。どんな魔法かバレてしまうから。
で、学園なんだけど、勿論魔法学園だよ。体術や魔法を学ぶ。魔武器や使い魔も学園の授業の一貫で作ったり召喚したりするから。
最後に君のその身体能力。その人並み外れた身体能力は最高神の神力が君の体のなかに有ったからだと僕は思う。
ま、人と違うからって避けるような人はツェリヌスには居ない。むしろ羨ましがられると思うよ。だから力を隠すなんて事はしなくていい。しかしそれは体術に限ってだ。神力…下では魔力って言ってるんだけど、それは隠さないといけない。
危ない組織に捕まったり実験されたり、とりあえず自由が少なくなるからね」
さて、言うことはこのくらいかな?
と言って神様はニコッと笑った。
.
最初のコメントを投稿しよう!