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神「で、次は魔法の使い方の説明なんだけど……どう?説明いる?」
龍「いや。もう使えるよ。昨日の内に使える属性は調べたし、発動はイメージってんなら俺の得意分野だ!!(二次元的な意味で)」
神「そっか。うん、その様子なら今日には人間界に下りても良さそうだね。龍君はどうする?」
龍「下りていいんなら俺は下りるよ」
神「じゃあ決まりだね。学園長には連絡しておくよ。
ああそうだ。言い忘れてた。人間界に下りて学園長に挨拶したらギルドに行って登録してね。身分証になるから。
それと、神力…魔力のほうがいいかな。魔力を抑え込む魔具を着けて下りなよ。創造で作れるから
そしてこれが本当に最後。
殺す覚悟をして。ギルドに登録すれば魔物を討伐しなければならない。魔物だけならまだいい。人と同じ姿をした魔人もいる。
言いたいことわかるかな……?」
龍「うん。わかってる。魔法とか魔物とか聞いた時から覚悟はしていた。小説の主人公みたいに何の躊躇いもなく、なんてのは無理だと思う。それでも、ギルドの依頼なら俺は、殺すよ」
神「そっか。よし、じゃー学園長の所に送るよ」
龍「ちょい待って。翼はどうすんの?」
昨日から翼は出っぱなしだ。
神「え?ああ。魔法と同じ。イメージで消せるよ。消せるっても身体の中に仕舞う感じだけど」
イメージイメージ…あ、消えた。それと、魔力を抑え込む魔具…抑え込むってより一定量を出すほうがいいかな。
魔力切れも起こらないように。
形はピアスで行こう。邪魔にならないしね。
創造で造り出す。
ふむ。赤いピアスか…。
ピアスを耳に着けて…と。
神「じゃ、送るね」
その言葉と同時に、俺は天界から姿を消した。
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