02:ギルド、行きまぁす!!

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学園を出て30分ほど歩くと、でかい建物を発見。 ギルド《ホープ》…希望だとよ。 てか、ここに来るまでにめっちゃ見られてたんだけど。 パーカーか?パーカーなのか? 銀髪は服の中に隠してるしフードも被ってる。 うん。 怪しい。 ま、いいか。 俺はドアを開けて(手動)ギルドに入った。 中はやはり酒場で、ごつい男共が酔っぱらっていた。 絡まれる前に早く受付しよう…。 奇跡的に(?)絡まれずに受付についた。 龍「ギルドの登録をしにきましたぁ!!」 と言うと受付さんは紙を出してきた。 受「この紙に記入をおねがいします。そのあと魔力測定と属性を調べますので」 紙に…えーと、年齢、性別、名前、職業だけか。 16歳、男、来栖 龍、学生っと。 紙の下の方にデカデカと 『任務中の事故・死亡等について、ギルドは一切の責任は負いません』 て書いてあった。 なんちゅーギルドよ。 書き終わった紙を受付さんに渡すと、奥の部屋に案内された。 案内された部屋には水晶が二つ。 一つはメーター、もう一つは七色のランプに繋がれている。 受「まずは魔力量から測っていきます。全力で魔力をこの水晶に流してください」 よしきた。 俺は水晶に手を翳し、全力で魔力を流す(抑えてるけど)。 メーターは振り切れ、さらに水晶が割れてしまった。 ……やべ 受付さんは呆然としている。 受「魔力量は…測定不可能です。この測定器では魔力量1000万まで測れます。しかしそれを振り切り、水晶が割れてしまいました……。つまり、貴方の魔力量は2000万以上になります。魔力量800万以上の方はギルドランクAからになります。このギルドのランクは、Aより上にはS、SS、X、Zの四つがあります。 帝と呼ばれる方達はSS以上の方がなられています。 まぁ、全帝でも魔力量1000万だったんだけれど」 帝っていうのは、ギルドの頂点に君臨する物凄い強い人達のこと。自然属性が五つだから、一属性に一帝、全帝が自然属性全部が使える最強の人。 だから帝は六人居るんだと。 ─脳内検索より。 .
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