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あのあと学園に戻り、色々と報告した。
リルのことも。
学「お疲れさま。さすが来栖君。あのフェンリルを手懐けるなんてね。
さ、明日から学園だが、君はその姿で通うのかい?
神帝てのがバレちゃうよ?さっきギルドマスターが世界中に発表していたからね」
マスター仕事早いな。
龍「バレる?どうして?」
学「最高神の容姿はこの世界の人達全員が知ってる。そのまま通えば最高神だとバレるし、何れ神帝だともバレるだろう。」
マスターもそんなこと言ってたな。
龍「そっかぁ。じゃ、学園では髪を茶色に、そして短く、長い前髪は上に上げる。目の色も茶色だな。これならバレないだろ?」
学「そうだね。じゃ、明日の朝8時にこの部屋に来てくれ。職員室迄案内するから。
案内役の彼も異世界から来たそうだよ」
異世界……
あいつか?
いや、それは有り得ない。
あいつは本物の馬鹿だ。
リアル行方不明に決まっている。
そう願おう。
学園長室をあとにし、俺は寮に向かった。
リルは子犬サイズになり、俺の頭の上で寝ている。
寮は…それはそれはでかかった。
中には赤絨毯、シャンデリア。
豪快過ぎるぜ…。
俺の部屋は11階だ。
エレベーターなるものは見当たらない。
当たり前か。
お、魔方陣を発見。
魔方陣の上に立ち、11階と念じる。
あっと言う間に11階だ!!
ボックスから鍵を取り出し、鍵を開けて中へ入る。
龍「ひろ……」
4人家族余裕で住めそうなほど広かった。
リルもあまりの広さにテンションアップ。
走り回ってる。
子犬姿で。
この後は普通に風呂入って、疲れたから早く寝た。
ごはん?
なぜか腹が減らない。
調べてみると、神様に食事は必要無いんだと(リルもらしい)。
でも食べれない訳ではない。
嗜好品のようなものだな。
ただ、魔力を使いすぎると空腹になるらしい。
ま、大丈夫だろ。
明日の学園が楽しみすぎて目が冴えた!!
なんて事もなく、ぐっすり眠った。
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