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龍「飽きた」
とある10月の…何日だっけ?
2回目か3回目かの土曜日。
夜のバラエティー番組を見ながら
俺、来栖 龍は飽きていた。
平凡な毎日に。
いや、平凡が悪いって訳じゃ無いんだが。
いやまて。
俺自身が非凡じゃないか。
ま、そんなことはおいといて。
龍「飽きたー飽きたー飽きたー」
飽きたを連発していたら親父にしばかれた。痛くないけど。
龍「ほらさー。携帯小説でよくある異世界召喚?みたいなのが起こって欲しいー。
俺の力が認められる世界へ…」
父「そうなったら私たちはどうすればいいんだ。ただ一人の息子を失うのか?」
龍「んー。そーだね。会えないのは寂しいかもね」
でも、異世界に憧れる。
そこなら、この俺の人外の力も認められるかもしれない。
ま、ぶっちゃけ二次元?
龍「行きてーなー」
ぽそりと呟いた。
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