01:いきなり天界!?

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龍「飽きた」 とある10月の…何日だっけ? 2回目か3回目かの土曜日。 夜のバラエティー番組を見ながら 俺、来栖 (くるす りゅう)は飽きていた。 平凡な毎日に。 いや、平凡が悪いって訳じゃ無いんだが。 いやまて。 俺自身が非凡じゃないか。 ま、そんなことはおいといて。 龍「飽きたー飽きたー飽きたー」 飽きたを連発していたら親父にしばかれた。痛くないけど。 龍「ほらさー。携帯小説でよくある異世界召喚?みたいなのが起こって欲しいー。 俺の力が認められる世界へ…」 父「そうなったら私たちはどうすればいいんだ。ただ一人の息子を失うのか?」 龍「んー。そーだね。会えないのは寂しいかもね」 でも、異世界に憧れる。 そこなら、この俺の人外の力も認められるかもしれない。 ま、ぶっちゃけ二次元? 龍「行きてーなー」 ぽそりと呟いた。 .
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