紙をくれ。

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「良いから鍵開けて貰えないかな。」 「は?……開いてるけど。」 「え。だってさっき……」 ガッ。 扉の鍵は間違いなく閉まっている。 すると神保は涼しい顔で鍵をガチャガチャと開けて見せた。 「お、悪ぃ悪ぃ。今開いた。」 朝イチのこの苛立ちをどうしてくれよう。
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