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「あらあら、ひどいことするのね~
ブランク大丈夫?
さっきの石鹸、眉間に当たったよ~
今私が痛いの痛いの飛んでけ~、してあげるわよ」
ルミアが洗面器を脇にブランクに近づき、冷水で冷やしたタオルで顔を拭いた
ルミアが至近距離で近づいても全く動じないブランクはそろそろ上がろうと思い立ち上がろうとした瞬間――
パカーーン!!
ブランクの前頭部に洗面器が投げられ、再び被弾もといまた直撃した
洗面器を受けたブランクはゆっくりと膝を付き、飛んできた方向へ顔を上げる
投げた張本人はサリサのようだ
「……いいですか?
私たちが出るまで絶対に湯船の端から動かない!
そして私たちが湯船に入っている時に何もしない!
わかりましたね?」
「―――」
ブランクは再び湯船の端に移動し、結局全員が上がるまで湯船に入ったままであった
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