第一歩を踏み出す援助

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この日もいつもと変わらずネットゲームをして過ごしていたが、珍しく家にベルが響く。 「珍しいな」 ユーキは小さく呟く。 母の声が聞こえ、会話が聞こえる。 声からして相手は女性だろう。 若さも感じられる。 会話をしながらドアの閉まる音がしたので、客人を招き入れたようだ。 足音が聞こえる。 音はユーキの部屋に近付く。 コンコン ノックが鳴った。 「ユーキ。ちょっと来なさい」 母が呼びかける。 「あぁ、分かった」
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