修羅場

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さて、そうなると問題は、仙台の仲間や彼女達の事だ。 10人ほど面倒を見ていた俺の後輩たちは、俺の考えを話すと大賛成してくれた。 「雄一さん、まさに適職じゃないっすか!」 「俺らの事は心配しないでください。 今まで世話になりっぱなしだったし、これ以上甘えてられません」 こいつらと別れるのは正直寂しかったが、 元は同郷の奴等だ。帰ってくればいつでも会えるだろうと考えていた。 後輩たちは良いとして、問題は5人の彼女たちだ。 (別れ話を言わなきゃなぁ…) マイ 美優 サチコ …あと二人は誰だっけ? とにかく、彼女たちに別れを言わなけりゃいけなかった。
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