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何処か遠くに行きたくて
なんとなく景色を見渡した
ちっぽけさが身に染みて
苛立った僕は
自分を殺し空を睨む
温もりが欲しくなった
けれどもっと寂しくなるから
僕は押さえ込む
下を向けば涙がこぼれ落ちる
真っ暗な外に行った
理由なんて分からないがあまりにも
苦しくなったから
闇では皆呼んでいた
足がすくむ
僕は遠慮するよとしか言えなかった
生暖かい風が吹き
乾かぬ言葉を
ただ飲み込む
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