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「あー!?俺、武器を持ってなかったぁー」 焦るゼロス。 スライム達はどんどん近付いてくる。 その時ゼロスは閃いた。 持っていたたこ焼きをスライム達の前に放り投げる。 スライム達が一斉にたこ焼きに群がる。 《びきゃー》 スライムが口から泡を吹き出した。 「やっぱり腐ってたか…」 しかし、ヨロヨロしながらも1匹のスライムが近付いてくる。 「これでも食らえ!!」 ゼロスは蜜柑を投げつけた。 《ぶびきゃー》 スライムは蜜柑の酸味で溶けはじめた。 「よし、今のうちに逃げるぞ」 ゼロスは逃げ出した。
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