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「これは、怪獣の鎧だ。俺の鎧が見付かったぞー」 意気揚々と着ぐるみを着たまま歩き出すゼロス。 それを見て 『馬鹿だ…やはり、こいつは馬鹿だ』 天の声が、微かな声で呟く。 玩具の怪獣の着ぐるみを着て意気揚々と歩くゼロス。 その彼には、天の声の呟きは届いてなかった。 ゼロスの防御が1増えた。 素早さが10減った。 知力が10減った。 天の声は、100疲れが増えた。
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