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『ちょっと待てい!置いて行くんかい!』
天の声が響く。
天を見上げ
「さっきから、ガタガタ煩いんだよ!何者だ貴様!!」
ゼロスは叫んだ。
『この話のナレーション&管理者だ!!』
それを聞き
「ふっ、サブキャラか」
不敵な笑いを浮かべる。
『…とにかくだ、宝箱の中身は必ず取れ』
天の声に、ゼロスは渋々ながら蜜柑を手に取った。
『ゼロスは蜜柑をGETした』
「そんな解りきったことナレーションするなー」
ゼロスの叫びに
『それが、役目だ!!』
天の声が言い返す。
トレジャーハンター(見習い)ゼロスの旅が始まった。
「おい!!その(見習い)ってのはなんだ!!俺はトレジャーハンターだ」
ゼロスの怒りに、天の声は
『馬鹿野郎、いきなりベテランだと話が終わるだろ』
と答え
『続く』
と言い切った。
「続けるんか?こんな話を続けるんか!?なんか間違ってるぞー」
ゼロスの叫びは無視された。
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