サチの記憶

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そうやってどんどんと私達は階層を進んで行ったけど… 私はずっと怖かったいつ死ぬかわからない戦いが怖かった… ある日…ケイタに盾持ちの片手剣に転職するように言われてとりあえず装備を整えたけど…前衛は今まで以上に恐怖を感じてまともに戦えなかった。 私には前衛は向いてない。 そう思ったけどそれを口にする勇気は私にはなかった… しばらく私は槍をメインに使っていたけど敵のレベルが上がるにつれてだんだんと戦いが厳しくなってきた。 そんなある日ここなら大丈夫と思ったダンジョンに予想外に苦戦した、原因はもちろん前衛不足… 私達はみんなで戦ったけど途中から分が悪くなって撤退しなければならなくなった。 けどモンスターは追ってきた。 ギリギリ逃げ切れると始めは思ったけど途中の敵に阻まれまた逃げ始めた時には回復アイテムも残り少なくこのままじゃ死んじゃうと思った。 その時に彼が現れた…
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