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重要なのは、こういった作業を焦らず、疎かにせず、しっかりと完成度に繋げることです。休憩はさむなりなんなり、ペースは自分で決めるにせよ、これだけは絶対にチェックするべきです。
そしてこれがよく分からない、あるいは自分が気づいていない点があるかもしれないと感じた時にするべきなのが、レビュー依頼です。
ただ、これに関しては慎重になる必要があります。
理由としては、二つ。一つは相手が信頼できるか分かりづらいこと。しかしこれについては、相手の過去レビューを見ればある程度の判断ができます。
問題なのは二つ目。それは、レビュー内容をそのまま鵜呑みにすればいいわけではない、ということです。
このエッセイを書いている私がこんなことを言うと本末転倒な気もしますが、あえて触れにいきます。そこまで難しいことを言うわけではありませんし。
単純な話、作者の思い描いていたものと作品の方向性が異なってしまう場合があるからです。一度折れ曲がってしまうと、簡単には戻りません。五倍の労力をかけて戻せるかどうか、というところでしょう。
ですがこれは、仕方のないことです。レビュアーは決してその作品の作者ではありませんので、読み取れる情報からしか発言できません。故に多少の誤解やそもそもの感性の違いがあるのは当然ですから。
じゃあどうすればいいのか。これはシンプルです。レビュアーの意見はあくまで一意見である、と認識することです。
要は、自分に必要だと思ったことを中心にチェック項目を増やせばいいわけです。「こんなのホントに必要か?」とか「私はそういうのがやりたいんじゃないんだ!」とか思ったことには、反応する必要はないわけです。
それでも、思い通りにならないとごちゃごちゃ言う人はいますが、基本無視でおーけー。おいしいとこだけいただいて、ちゃんとお礼を言ったならその時点で契約終了。相手との関係は終わってますので、気にする必要はありません。
つまり総括すると、一人だけでずっと頑張る必要はないんです。
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