ー楓fu-ー

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サングラスの司会 「────はい、では準備が出来たようなので…楓で、【堕天使】」 いつものように前奏が流れはじめる。 そして私は無心に歌い出す。 歌に感情をのせるのを怖がるように… 【 …貴方は空虚な私の心に 幸せを教えてくれた 貴方が居るだけで 私はどれ程安らげただろう 私はどれ程幸せだっただろう だけど… 世界が貴方に嫉妬した 世界が貴方を拒絶した 世界が貴方を殺した 私が貴方を愛したせい? ならば私も魂ごと消えましょう 決して私は世界を許さない ………黒く染まった私 世界の神様を殺しても 消えること できなかった…… 私は一人佇む 神殺しの烙印をつけられて……… 】
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