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もう時期は7月になる。
周りはすでに夏休みモードに入っている。
「夏と言えば―?」
「海!」
「海と言えば――?」
「彼女――」
なんて叫んでる連中がいるが、そんな奴らはどうでもいい。
俺には親友と言うものがいない、と言うか友達がいないのだ!
高校入学の当初はみんな友達を作ろうとするはずだが、俺はそんな奴らとは違う。
いないのではない!! 作らないんだ!!
「あ、神崎君ってどこ中なの?」
「・・・・・・」
ぐらいの反応で十分なのだよ。
しかしだ! これは男に限っての話である。
世の中には男と言うもののほかにもう一つ貴重な存在がいる。
なに、聞きたいって? 仕方ないな!
「女だよおおお!」
「はい、神崎君どうしましたか?」
「あ、すいません続けてください」
しまった、授業中なのを忘れていた。
忘れていたと言って思い出した。男友達とは裏切り合いと祖父に聞いたことがある。
それに比べて女は裏切らないないとも聞いた。
それも俺に限ってだとも言っていたような気がする。
なぜかってそれは、
「顔がいいんだよ顔が!!」
「どうしたの神崎君?」
「・・・・・・」
またやってしまった。
では顔について説明しよう
顔とは人間の体の一部であって、
「結局顔より性格よね」
とかほざいてる奴ほど顔がすべてのあの顔である。
とにかく俺はこの高校生活は男友達は作らず、女の子をもてあそんで過ごそうと思うわけだ。
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